最も大切な2つのポイント
- 麻也 安田
- 2020年10月28日
- 読了時間: 4分
明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い致します。
約一年ぶりのブログ更新となってしまいましたが、
スタジオはほぼ毎日お休みなくあけておりました。
昨年もフルフィルにいらして下さる皆さん、
根気よくコンスタントにいらして下さり、
本当にどうもありがとうございます。
運動を健康の為に習慣化して、
少しづつの変化に喜びを感じ、
諦めない心があるから、
さらに良い変化がいっぱい訪れているかと思います。
今年もお一人お一人にベスト尽くしますので、
皆さまからも支えて頂けたら嬉しいです。
さて今日は私がレッスンを提供する上で、
大切にしている二つの事についてお話します。
一つ目のお話です。
動きの中で、何か出来ない事がある場合、
どこかしらの骨のアライメントが不自然になっている場合が多いです。
なので、私は体の表面では無く、
その中の骨を見ようとします。
例えば大きなイメージキューを伝えて何度かトライした後で、
さらに細かくキューイングするとしたら、
肋骨でも、肋骨のどの部分、何本目とか、前側、後ろ側、など。
頸椎でもC1なのかC7なのか。
かかとに重心を乗せて欲しい場合もその内側、外側。
また足の裏でも、例えば拇指球に重心を残したまま、小指球も踏む、とか。
上腕骨は回外、回内しちゃっていないか。
とても細かく骨のアライメントの修正を促します。
もちろん、それをパッと出来る方はプロのダンサーさんレベルです。
あれこれ試して、アレこの感じ?
2〜3回レッスンを経て、もしかしてコレ?
と、だんだん分かっていきます。
そこを正確に動かす筋肉、
神経が伴ってきてやっと意識がいくものなので、
すぐに分からなくても大丈夫です。
それでもそれをイメージして動かそうと意識しないことには始まりません。
骨を意識する、つまりは筋肉群で言えば、
ローカルスタビライザーを意識する。
そうすると安定感が増して表層にあるグローバルスタビライザーや
グローバルモビライザーの負担の軽減にもなります。
そうすると、楽に動けるようになるのです♪
もう一つ私が重要視しているのは、呼吸。
色々な呼吸方がありますが、小さな意識で、それをコントロール出来ると最高です。
正しい呼吸をするには、胸郭の柔軟性が必要です。
そのためには、肋骨が柔軟に動く事。
そのためには、肩甲骨が滑らかに動く事。
そして腹横筋、骨盤底筋群、横隔膜を意識出来ること。
リフォーマーのフットワークでも上級だと動きは同じでも呼吸が初中級とは逆になります。
私自身、時々エクササイズを逆の呼吸パターンで試しにやる時もあります。
そうすると正しい呼吸パターンの意図が分かります。
ピラティス氏の意図が。
様々な呼吸本が出ていますが、
一つの呼吸法が正しいわけでは無いと私は考えます。
時にはピラティスの呼吸ではない腹式呼吸で、
副交感神経を優位にしてレッスンを終えたりもします。
時にはケトルベルのエクササイズなどで行うパワーブレスを使用したり。
動きに応じて呼吸を変える事が自由に自然に出来るようになりたいですね。
横断歩道を走って渡ったり?
会社で20Lのサーバーのお水を取り替えたり?
大きな寸胴鍋に入った煮込みを持ち上げたり?
数十センチの高さから軽くジャンプして降りたり?
しませんか???
そんな時にはそれなりの呼吸が必要。
自然と出来ると無駄なチカラを使わず、
とにかく楽に動けるようになるのです。
コレを読んでくださっている指導者の方にも、
骨を細かく分けて見る、
自己練習で呼吸を時に逆パターンにしてエクササイズしてみる、
などしてみてください。
新たな発見があったり、
クライアントさんの運動のレベルが一段階
簡単に上がったりするかもしれません。
他にも重要な事は五原則を含めてまだ沢山あるのですが、
★あなたが大切と思っている以上に呼吸は大切
★一つの椎骨のずれがその不調の原因かもしれない
今日はこの二つを改めてお伝えしたかったです。
2020年も皆様がより良い身体に改善されて、
充実して健康に過ごしていけるよう、
試行錯誤して全力を尽くします。
宜しくお願い致します!!!

この写真、斜めっているだけで
簡単そうに見えるでしょ?
私自身はこれを綺麗に出来るのに
どれだけ時間がかかったか、、、(苦笑)
こんなにも美しいニュートラルで
お二人とも出来ちゃうなんて、
嬉しい♬
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