大橋麗子のピラティスに対する思い
正直に申し上げると、ピラティスはすべての人が行ったほうが良いと思っています。
特に今運動も何もお体をケアされていない方にも安心して始めてもらえたらと思います。
スポーツやダンスをする人はもちろん、不調がある人ももちろん、不調のない人も行った方が良いと思っています。
正しい筋肉の使い方、姿勢、四肢の動かし方など生きていく上で皆さんに必要だと思うからです。
人間は何もしなければ衰えていきます。
日常生活でも動きの癖は皆さんあり、そのまま体は徐々に歪んでいきます。
ジムやジョギングのような日常の運動をしていたとしても、実は使っていない筋肉、動かしていない部分はたくさんあります。
生きていく上で必要な筋肉、インナーマッスルは果たしてうまく使えているでしょうか。
動かしていない部分は錆びついたように凝り固まり、使っていない筋肉は退化していきます。
子供のころは親に姿勢を指摘されていても、大人になった今、歪みや癖や不良姿勢を、人から指摘されることは滅多にないのではないでしょうか?
今はまだ元気に動けるかもしれないけれど、老後は身体のどこに不調がくるかわかりません。
貴方自身が心地よく生活していく為にも、また周りの方の為にも、健康でいられるよう、にピラティスを取り入れた方が良いと思います。
ピラティスはあらゆる筋肉を使って行っていきます。
アウターマッスルも使いますが、筋肉をつける順番としてはインナーを先に使えるようにしてから、その後アウターを付けた方がインナーは使いやすくなります。
単純なストレッチとは違い、しっかり筋肉が効く範囲内で、ご自身の筋力で動かしていくのです。あらゆる面で、あらゆる方向に、あらゆる関節を、無理なく動かしていきます。
最初は小さな動きになるかもしれませんが、徐々に強くしなやかな筋肉がついて可動域が出せるようになっていきます。そのことによって、体は心地よく動けるようになり、姿勢も変わり、疲れにくい体になり、体に対する不満が減る